先人のPたちが築いたアイマスの歴史
「雑誌のアルカディアで見た、初めてのアイマス。それはアーケード版アイドルマスターで、私は高校生でした(多分)
そのゲームはキャラグラ微妙で高難易度で、こんな素晴らしいゲームをプレイする人は、きっとトチ狂った存在なのだと感じました。
今では、私がプロデューサー。友に勧めるのはもちろんアイドルマスター。なぜなら、私もまた、トチ狂った存在だからです。」
(失礼な表現が入った文章を書いたことをお詫びいたします。)
この記事でも書いたのですが、自分はアイマス(シリーズ第一弾のアーケード版アイドルマスター)の存在を知った時正直「ゲーセンでギャルゲーで、そのくせこの微妙なグラはねーよ!」と即スルーしてました。
しかしニコニコを利用しはじめて家庭用アイマスのMAD人気からその存在を思いだし、「永井先生のアイドルマスター」シリーズで白熱のオーディションシステムと、シナリオの面白さを知りました。
それから後は箱○を買ったりして今に至っていたり。
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そんな風でアケマスにはスルーしてきたのですが、アイマスの魅力に気付いた今では、たとえグラフィックが違っても今と同様ファンを惹きつけたら離さない魅力がアーケードにあったんだろうな、と思っていました。
そして今日、アーケード時から(正確には店舗設置以前からの?)ファンである765_16というPがアケマスの詳細な歴史をまとめた動画を発見。
1〜4までで、作品発表から箱○版発売までのシステムの変遷や発売されたグッズ、催されたファンイベントまでありとあらゆる事が細かく網羅されています。
また、それらに対するP本人の体験談も書かれていて面白いです。
データだけではわからない、当時からファンだったPの当時の思いが伝わってきますね。
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これを見て、アケマスの時代にも実にさまざまなイベントが各地でやってて、関連グッズも色々発売されてたんだなぁと感じました。
自分は箱版発売以降から入ったのでアイマスのイベントやグッズに関しての情報は最近のものしか知りませんが、アケ時代にもこれほど多くのイベントをやっていたとは。
もちろんギャルゲーはまずキャラ性で売っていくものですし、ましてやそのギャルがアイドルという設定なら普通のゲームよりメディアミックスやファンイベントで盛り上げるのは普通ですが、それをきっちり追いかけていくファンの熱意もスゴい。
ピーク時のプレイ人口はどれくらいだったのかはわかりませんが、シリーズ第1弾タイトル、ゲーセンでギャルゲーをプレイすること、システム上の敷居の高さからお世辞にも他のアーケード系ネットワークゲームより人口は多いとは言えなかったと思います。*1
それでもプレイさせたら、もうそのプレイヤーをはなさない。
こんな魅力が、アケマスからあったということでしょう。
そして人口が少ないと見えても、数回にわたる難易度調整やファンのためのイベント開催、プレイヤーにとても近い距離にあるグッズ製作*2…一貫してファンサービスを続けるスタッフの熱意もまたすごい。
それだけアイマスという作品に自信があったのでしょうね。
むしろ自信もなく「ゲーセンでアイドル育成してネット筐体で対戦!」なんてゲームは売り出せないでしょうかw
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考えてみれば、今こうやって自分が現在のアイマスワールド(ゲーム・同人・動画MAD・etc)を楽しめているのもアケマス時代からアイドルマスターにお金を貢ぎ続けてきた愛を捧げ続けてきた先人たちのおかげかもしれません。
これからの「SP」にもとどまらず、この愛を受けてどこまでもアイマスワールドは広がっていって欲しいものです。