再び明治村へ。(今度はちゃんと写真も…少ないけど)
GW明けすぐの土曜日に、家族で再び愛知県にある「明治村」に行ってました。
前回の初めて来たときには到着までの道に迷って、結局1〜2時間程度しか村内を廻れなかったんですよー。
改めて今回は開園と同時に到着。
閉園の5時30分までタップリ明治文化を満喫できました!
初めて来たときは「書生さんの着物を着る!」という目的が第一にあったので、それだけをなんとか完遂して早々と帰ってしまった感じでした。
2度目の今回は特にコレを見る!といったアテもなかったので、とにかく村内にある施設を巡っていこうかなーと。
そんな感じで、いくつか写真をとってきたので貼ってみます。
日本初の電鉄である京都市電の車両。
実際に村内を走っており、乗車チケットを買って乗りました。
木造の内装に、今の電車にはない温もりが…
木の板やガラス板の彫り細工なんかもあって、オシャレなつくりでした。
また実際に動く際、電力供給の方式が今の電車でよく見る「◇型(パンタグラフ)」ではなく、トロリーポールという鉄の棒を電線に取り付けて行う方式であるところに目が行きましたねー。
(車両の屋根から伸びている鉄棒がソレ)
進行方向を変更するときに、乗務員さんが実際にポールを引っ張って取り付ける作業がなんとなくアナクロちっくで古き良き技術というか…(´ω` )シミジミ
今に乗ることは中々出来ない、蒸気機関車。明治45年に製造されたキハ6401というモデルだそうです。
これも実際に乗って、村半分くらいの短い距離をゆったりと走っていきました。
迫力のある汽笛の音や、ススが少し混じった空気が漂ってくるところに、SLしかない情緒ってこういうものなんだなぁ…と。
当時の長者番付にも載ったほどの貿易商、芝川又右衛門という人の別荘。
モダンな外観と、和洋が上品に調和している感じの邸内が、今の時代であっても洗練されたデザインだと思いました。
明治村の職員さんが邸内の案内をしてくれたんですが、そのお兄さんはなんと書生ルック!!
しかも色白の上品な顔立ちで、書生さんの格好とドンピシャリなハマりよう…案内・解説する時の立ち振る舞いも実に優雅でしとやか。
もー、コノ人その手の明治文学から出てきたんじゃないかってぐらいのオーラが。
こんなドンピシャな人が書生ルックで案内とは…明治村の人事担当のセンスすげぇ!
旧日本陸軍の兵舎。
写真のように、当時の軍隊の制服や、第二次大戦終戦まで使われた三八式歩兵銃なども展示されていました。
富国強兵に進んでいった明治期の「軍隊サン」事情を肌で感じられます。
1907年に建てられた、プロテスタント系の教会。
(これは前に行った時に撮った写真でしたが、そのときの記事では書生さんルックになった話ですっかり貼り忘れてたので今更ここでw)
写真ではにじんじゃってますが、実際に行くとコレ以上のステンドグラスの美しい輝きが広がっていましたよ〜。
屋根も高く奥に長い巨大な立体空間に、多くの像がステンドグラスの光を浴びながら並んでいて、メッチャ荘厳な雰囲気。
息を飲むとはこういうことか…って感じ。
撮ってきた写真全てを見返してみると…ぐおぁっ!
「アレも撮っときゃ良かった!」「あそこも紹介したかった!」なんて今さら思う場所が多い!多すぎる!orz
具体的には「鉄道寮新橋工場・機械館」にあった巨大で無骨な紡績機とか、「品川燈台」の実際に動いているライトとか…
なんでこんなことしたんだろう…あはぁ〜ん。
ってわけで、公式サイトを見ているとまだまだ行っていない面白そうな展示が結構ありますし、また行きたいなー。
やっぱ俺明治文化好きだ!