こだわりの光るＮＨＫ「アニソンのど自慢」予選大会の動画が公式にうｐされてるぜ、みんな！

　今日の「はてなブックマーク - 人気エントリー - ゲーム・アニメ」をボーッと見てたら、個人的に見逃せない記事がっ！

　何かっていうと、NHKの大阪放送局の方で「アニソンのど自慢」というイベントが開かれまして。
　関西では全国に先駆けてその本選を番組として放送して*1、自分も実況板へ関西の実況民とともに張り付きながら見てました。

　で、その番組となった本選の前に行われた「予選会」の映像を、ＮＨＫ大阪がネットへうｐしてくれたってことみたいです。

　詳しくは

5月3日（日・祝）に行われた「アニソンのど自慢」の予選会において、権利許諾が得られた楽曲に限り、出場者ご本人の許諾が得られた動画を6月30日（火）まで動画サービスしています。

　とのことですが、流されていない動画は少ないように思います。

　それにしても…！

　「ポニョ」などを朗らかに歌う子供たちのようなＮＨＫの放送に相応しい映像から、デビルマン・ランカ・シェリル・トリトンなどアニメキャラの新旧入り乱れたコスプレな人々、失礼ながら年甲斐もなくヒーローソング・魔女っ子ソングを熱唱する方々…

　などなど、もういい感じにカオス状態。
　これがＮＨＫのロゴとともに流れるんだから、それだけで普通より２割イイものを見た気分です。

●ＮＨＫ大阪のガチすぎる企画力

　そもそもこの「アニソンのど自慢」。東京ではなくあくまで大阪放送局で開催されたイベント…それほど気合の入ったモンでもないんじゃないの？と思うなかれ。

　本選での審査員は

　・オタキングこと、岡田斗司夫氏
　・アニソン帝王、水木一郎アニキ
　・「マクロスF」のシェリルのボーカルで有名なアーティスト、May'n
　・「ゲキテイ」「ガオガイガー」などアツい名曲を数多く手掛けた作曲家、田中公平氏

　…などなど、そうそうたる面々。

　いや、そもそもアニソン三昧であれだけはっちゃけたNHKが続けざまに「アニソンのど自慢」なんてやってくれるだけでも驚きなんですよホント。
　まして大阪放送局での企画でさえ、これだけアニソン好きのツボを押さえた審査員の方たちを揃えたっていうのがもう…

　やっぱすげぇな。ＮＨＫすげぇ。さすが日本ひき（ｒｙ

　予選会自体は、事前の案内で入場料無料と聞いていて、ヒマなら行こうかな〜位に思ってたんですが結局行かなかったんですよ。
　「予選には岡田さんとかアニキとか来ないらしいし〜」というのもあったんですが、こんなにカオスな現場だったらちゃんと行けば良かった！…と放送した時には後悔しましたよ。ええ。

　知ってるアニソンが流れたら合いの手入れたりとか、渋いチョイスに「おお〜っ」って唸ったりしたかったぜ。ちくしょう。

●独断と偏見なアニソン愛におけるオススメ

　てわけで、私的に「これは！」と思ったのをいくつか紹介。
　（リンクは「.asx」の動画ファイルなのでクリックする時はＷＭＰ起動とか注意）
　

　No.020　海のトリトン（海のトリトン）

　手塚治虫の生んだ元祖人気ショタっ子とも言えるトリトンを忠実にコスって、更には「オ〜リ〜ハ〜ル〜コ〜ン」っとくらぁッ！
　それに何より、原曲の雄大な感じが出てて素敵。

　凄まじいハスキーボイスがウリのガオレンジャーＯＰを、ここまで忠実に歌いきる気合と情熱に感服！
　あとガオレッドが変身前に着ているジャケット、似合ってるなぁ。

　スパイダーマ…どうしてここが…！？（今日はｵﾌなのに…）
　気だるげな冒頭と歌唱時とのギャップで魅せる男！ｽﾊﾟｲﾀﾞｰﾏｯ！（[><])ﾃｯﾃﾚｰﾃｯﾃﾚ♪ﾎﾟｺﾎﾟｺﾎﾟｺﾎﾟｺ…

　少年の口からまさかの「仮面ライダーＸ」の言葉。客席の特ソンオタクからもどよめきが起こってますｗｗ親父だな！？親父に教え込まれたんだな！？（言い掛かり）
　とはいえ原曲がカッコいいのは確か。いまのチビっ子が惚れても仕方ないね。

　いやー、こういう「のど自慢」とか「歌コンテスト」のイベントってちゃんと見た事なかったんですが、アマチュアの人たちが上手・下手、真っ向・奇抜問わず色んな形で熱唱するのを見るのも楽しいモンですねｗ

　やっぱ「アニソン」っていうほとんど分かる括りがあるからでしょうか。同族意識っていうか。

　
　これからもＮＨＫには―アニソン三昧は数々の伝説とともに一応終了しましたが―これからもこういったアニソン関連の企画をバンバンやって欲しいですね〜。

　なんてったって、民放の似たそれとは段違いの企画力とこだわりが感じられるんですものー。
　やっぱりこれからも期待しちゃうッスよ！

*1:全国は、ＢＳ２で３０日土曜深夜に放送されるそう