「未来少年コナン」のキャッキャウフフっぷりに悶えた

 TVOにて「未来少年コナン」が再放送されてたんですが、つい先日が最終回でした。

 何話かは録画失敗してしまって見逃したんですが、やはり宮崎駿が主導のアニメシリーズだけあって30年たった今でも全く見劣らない素晴らしい作品でした。
 「ラピュタ」や「ナウシカ」につながる大自然の美しさや、それに対を成す重厚なメカニック。
 コナンやジムシーの疾走感抜群のアクションに、誰をとっても魅力的なキャラクター。特に徹頭徹尾に「漢」で、かつユーモアもたっぷりなダイスがイイですよねぇ。
 
 そしてなにより、主人公コナンとヒロインのラナの二人がみせるなんとも健全なキャッキャウフフな姿に、心打たれたというか萌え死んだというか悶えましたw

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 まず、明るくかつどこか神秘的なヒロイン、ラナ。

 さすがはアニメ界最高峰のロリコンである宮崎御代!昨今の欲望まみれる萌えアニメに慣れきった自分が恥ずかしくなるほど、汚れなき少女性が見事にラナという少女で表現されています。
 時代的なこともあってキャラデザなどは地味めですが、そういった表面的なものの奥にある1シーン1シーンの表情や動作のかわいらしさにロリ魂がくすぐられて萌えまくりです。
 潮風でなびく髪に長めのスカートがフゥワリ。あぁ、可憐だなぁ美しいなぁ…


 そして、どこまでもまっすぐな主人公、コナン。

 コナンは物語が始まった時はおじいさんと二人だけで孤島に暮らしていたことから半分野生児といった感じで、ラナと出会うまでは女の子という存在すら知らないほどの純粋さと人間離れした身体能力の持ち主です。
 こういったキャラクターは、普通なら単なる「熱血漢」のようなギャグ属性っぽくなりがちですが、徹底された科学文明壊が衰退したSF的世界観のおかげであまり違和感のない親しみやすいキャラクターとなっています。


 基本的に未来少年コナンは敵勢力に連れ去られるラナをコナンが奪回していくストーリーです。
 ただひたすらラナを助けたい一心からそのパワーを爆発させるコナン、そしてコナンの生存を信じて自分でもやれることをやるラナ。
 まさにお姫様救出モノの王道ですよ!

 そしてふたりが再び出会って、お互い余計な照れや恥じらいをせずに喜び、抱き合い、笑い合う姿には、大人には決してマネできない子供だけが持てる純粋さが表われているのです。
 キザな愛の言葉なんて使わなくても、ただ「会えてよかった!」「嬉しい!」といった言葉だけで二人は強い絆を確認できるわけですね。
 もうマジでこのカプールには癒されると言うか悶えちまうというか、眩しすぎるぜコンチクショー!

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 余談ですがwikipediaで調べてみると、今作の『敵レプカは「ラピュタ」のムスカ大佐の末裔』なんて裏設定もあるようで、やはり色んな面で「コナン」は後の宮崎駿作品の下地とも言える作品なんでしょうね。