よつばスタジオをちょっと調べてみた
先日のロゴデザインの中でデザイン会社の「よつばスタジオ」/に興味がわいたので、軽く調べてみました。
wikipediaの記事によると「2000年5月にトライアスロンを前身として設立」「社名はあずまきよひこ氏の漫画と合わせてある」とあります。
ということは、前身であるトライアスロンは社名の元ネタの「Try!Try!Try!」をあずま先生が発表した1998年になるのでしょうか。
記述を見ると、トライアスロン時代にはあずまきよひこ作品以外で手がけたのは「鍋が笑う」という岡本賢一のSF短編集だけのようです。
- 作者: 岡本賢一
- 出版社/メーカー: 朝日ソノラマ
- 発売日: 1998/12
- メディア: 単行本
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その後によつばスタジオとなってから今まで、数多くの作品(主にオタク層向けマンガ?)のデザイン関係を手がけています。
自分が知っている作品といえば、
・ ヴェネチア・ビエンナーレでのオタク空間展示会カタログ
・ 週刊わたしのおにいちゃんのブックレット
・ 苺ましまろ(ばらスィー)
・ ニニンがシノブ伝(古賀亮一)
・ ぱにぽに(氷川へきる)
・ ぷちえヴぁ
といったかんじかな?
特に「ぱにぽに」や「ぷちえヴぁ」の、ドン!と置いたようなデッカい明朝体のタイトルとか
「わたおに」や「ビエンナーレ」の白を背景にしたシンプルだけどどこか温もりを感じる、有機的なデザインが印象に残ってます。
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このよつばスタジオの取締役であり、数々のデザインを手がけているのが里見英樹という方だそうです。
この方に関して詳しく解説されたサイト様が検索でヒットしたので勝手に紹介。
オタク文化とデザインに関する様々な活動や情報を掲載していて、とても興味深いサイトです…自分も後でいろいろと読んでみようと思います。
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作品リストなどを見てみても、よつばスタジオ(里見英樹)の手がけたデザインは今オタク層向けコミックの場で目にする機会は多いようです。
これからはそういう部分とかもチェックしなきゃなー、なんて思いました。
余談なんですが、今回の記事が↑のような素晴らしいサイトを探すきっかけにもなって、やっぱブログやっててアンテナって広がるんだなぁ…とちょっと驚いたり。