なつかしのプレイステーションCM集

 ニコニコを回っていたら、「[PS] PlayStation CM集 2/2」なる動画を見つけて思わず懐かしんでしまったので紹介〜。

(動画の再生時間が40分近くと長いのでスムーズに再生されるまで時間がかかるかも)


 無印のプレイステーション時代に放映された、本体とソフトのCMを集めたものです。
 「2/2」なのですが、「1/2」の方は運営によって削除されたようなのでまことに残念…orz
 それにしても、半分だけでこれだけのCMを保管していてうpしてくれたうp主さんには本当に頭が下がりますねー。改めてうp主乙!

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 個人的にグッときたのがこの3つ。

グランツーリスモ (7分35秒前後)
・本体の「ごほうびに」キャンペーン (23分前後)
lain (35分前後)

 グランツーリスモは、「部屋の鍵を開けることで、リアルなレーシング世界へのエンジン始動!」ってな感じで鳥肌ビンビン!
 ゲームの中身がほとんど映らないのに、エンジンの始動音だけでこのワクドキ感はなんなんだ。レースの世界が多分俺を待ってんだぜえええええええ!
 「ごほうびに」キャンペーン、パラッパシリーズとクラッシュシリーズはどちらもハマったシリーズでしたー。
 なんも良い事がないクリスマスにパラッパとクラッシュがあんなかわいいサンタ姿で迎えにきてくれたらホント嬉しいだろうなぁ…
他のパラッパやクラッシュCMを見ても、この頃のソニーってキャラクターを売り出すのうまいですよね。

 Lain、サブリミナル映像チックって感じでしょうか。いくつも重なり合ってバババッと流れて行く映像の情報量に軽くトリップトリップ。
 内容はよく知らないんですけど、めっさ興味そそられちゃいますね。

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 動画にコメントでも同じように言われてるんですが、この頃のプレステCMは本当にセンスが光ってたと思いますね。

 「みんゴル」などの、子供以外の普段ゲームをあまりしない層でも楽しめるんだよ〜って感じとか、「よい子とよい大人の」なんてキャッチコピーで、ゲーマーと言われない層にもゲームを広めた気がします。

 今では「wii」がファミリー層向けのCMをバンバンうってますが、あれらのCMってゲーマーの自分としてはあまりゲームとしての面白さが伝わってこないんですよ。「確かにゲームなんだけど、なんかゲームって感じしないなぁ…」みたいな。

 あと思うのが、これで紹介されてるようなゲームって、ゲームならではの「遊びのアイディア」に溢れてる気がしませんか?そういう楽しいアイディアを実写で面白おかしく説明してる感じだと思うんですよね。
 「こういう遊び出来るんだよ」っていうのを伝えるとして、そのまま画面を見せるだけだと「あぁ、ゲームね。」と思うだけでゲーマー以外の人はそっぽ向くところを、実写のおもしろおかしい映像を通して拒否感なくゲームの存在を認知してもらえるんだと思います。

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 でもこれ以降の、具体的に言うならPS2に移行してからはゲームの技術力ばかり強調した「スゴイでしょ?だから買ってよ」みたいなCMが増えたような気がするんです。
 ゲーム技術の向上から、昔に比べてアイディア勝負よりグラフィックやボリュームが重視されるゲーム増えたは思うのですがそれと同じようにCMでもシステムとかが強調されるものって少なくなってる気がしますね。*1

*1:ナムコの「塊魂」とかコナミの「MGS2」とか、最近でもすごく印象的です