地元スーパーの「アニメイラストコンテスト」の作品展示を見てきた
数日前に「駅前のスーパー*1でアニメイラストの展示やってるよー」と母が教えてくれたので、少し前に駅への用事がてらどんなイベントかなーっと寄ってみました。
案内を見てみると、「アニメのキャラクター」をテーマにした自作イラストを地元の人たちから募集して、作品を展示したり賞を授与したりするイベントみたい。
なんと特賞の人は図書券1万円分がもらえたりと、地元密着な微笑ましいイベントかと思いきや、けっこう力の入ったイベントのようですw
展示場所は入り口付近のベンチが置かれている休憩スペース。(展示、といっても掲示板に貼り出すような感じですが)
主に中年・老年の紳士淑女が買い物の合間に腰を降ろす…そんな平和な場所には少し場違いな気もする、アニメキャラクターのオンパレードなふしぎ空間ががが!
けっこうな額の賞金もアリということもあってか、展示されていた絵のレベルの高い作品が多い印象…!これはまったく予想外でした。
正直観にいくまでは
「まー、小さい子が描いた『お絵かき』な感じの絵が多いんだろうな。」
って感じにナメてたぜ…サーセンシタッ!
詳しくは見逃したんですが、「数を絞って評価の高かった作品のみ展示しております」という表示もあったような。
これらで全作品でないとしたら、この展示という場に登るまでには数多くの投稿者の、熾烈なバトルが繰り広げられていたと考えられますw
作品にはペンネームと投稿者の年齢も併記されてたました。
見てみると、メインの中・高・大学生の作品に混じって20代以上の参加者の作品もけっこうチラホラ。
「アニメイラストコンテスト」で上の年齢層の作品がこれだけ展示されているとなると、今回のイベントの投稿者の数と幅が伺えますね。*2
描かれているキャラクターも、中高大生の投稿者がメインということもあってか、深夜枠アニメのキャラがかなり多かったです。
…なんちゅーか…普通にオバちゃんや親子が闊歩する地元の大型スーパーで、ランカやルルーシュのイラストを見るというのは…な、なーんちゅーか、そのー、なんでかハズかしいね!なんでだろうね!?
きっとアレだな!普通のお客たちが「へー、上手いこと描くんやねぇ」って感じに気軽に見てる中、マジマジと真剣に鑑賞してる俺の様子が見るからにアレだからかな!そうだなきっと!
いやー、こういう地元密着なイベントで展示されるアニメ系の自作イラストを観るのってやっぱ楽しいですね。
そもそも自作イラスト自体は、今の時代ネットでいくらでも作品が発表されてます。
しかしこういったイベントで見るイラストってのは、普段アニメに触れないような大多数の人に見てもらうことに挑んでいる作品なワケですよ。
ネットで発表する時点で作品は世界中あらゆる人に見られるようになるわけですが、実質的にはネット上の作品を見に来る人って多かれ少なかれ「アニメ好き」であると思います。
これに対して、こういう場ではそんな前提なんて持ってるわけない状態の、全く自分自身のテリトリーから外れる人々の目にも晒されるワケですから。
そうだとしても応募して地元にいる大多数の人に見てもらおうという、
その気概というか、情熱って、勇気って、ステキやん?
「俺・私はこのキャラが大好きなのさ!地元に住む一般人どもよっ、我が妙技をとくと見やがれっ!」
って感じ?*3
特に中学・高校生くらいの人たちが描いているイラストとかはイイですねぇ。併記されてる作者コメントとかも愛に溢れていて…
キレイだよね…輝っいてるよね。
なんちゅーかイヤミな方向のオタクスタイルを辿ってスレちまった自分には、「これが若さか…」って感じのエネルギーやパワーがあって…
ハハッ、すげぇ眩しーや…マブタあけらんねー… . ∵・(=∀=*)グハァッ
にしても、まったくアニメやマンガと関わりがなさそうな地元で利用しているスーパーが「アニメ限定のイラストコンテスト」なんて素晴らしいイベントを開いてくれるとは、本当に有難いこってすぜ。
観覧者のアンケートを書くコーナーもあったので
「この地域でも、色んな層が色んなアニメを楽しんでいるということがわかりとても面白かった、また是非開いてくれ」
的なことを書いておきました。
あと、こういった「地元密着型オタク関連(大小問わず)情報」を提供してくれる母にも感謝感謝。
ていうか、俺も外に出る時はもうちょっと周りを見ようぜ。