「えーまじ童貞!?キモーイ」の「奪!童貞」はやっぱりスゴかった。
先日買った360のスティックを中古ショップで探し回っていた最中に、いろいろと衝動買いしていました。
後日まとめて記事にしようと思うんですが、真っ先にまず記事を書いてしまったので、先にこっちをば。
奪!童貞。(にったじゅん) 150円で購入。
そそそ、あの画像の元ネタが掲載されているアレです。
古本屋でたまたまタイトルを見かけた瞬間、「にったじゅん・奪!童貞…ってアレか!」と脳内センサーが作動したので即購入。
タイトル同様作品は全て、経験豊富な女の子・お姉さんがひ弱な男の子の筆下ろしをする内容…
というか短編の全作、みんな状況が違うだけでストーリー展開とかセリフ回しとかどれもほぼ同じなのに驚いた!*1
●高校面接試験対策その1「童貞を捨てよう」
それに、この本の全ての作品内では「童貞である」という事が男としてのヒエラレルキーの最底辺に位置するようで。
主人公の少年たちは誰もが相手の女性たちに「童貞に未来はない」かのごとき扱いを受けていますw
たとえば下の画像。
高校の進学相談で先生と生徒が面接試験について話しているシーンで…
えーっ!? せ、センセッ!?何を言い出しはるんでっか!?
ど、童貞やと、高校受験の面接すら…マトモにでけんやなんて…orzウソダドンドコドーン!
そんな調子で、他の作品でも「童貞であること、百害あって一利なし!」と女性たちは切って捨てます。
もしやにった先生には、なにか童貞に関する暗い過去でもあったんでしょうか…
●シレっと「射精しちゃったんですって?」
また、にったじゅん先生のマンガの面白さは、けろっとした表情で・いきなりトンでもないことを・サラっと言ってしまうトコロにあります。
たとえば、男の子が同級生たちにオナニーを強要された事を打ち明けた際の、こんな1コマ。
とてつもなくイカれた台詞を吐く女性たちの表情は、言葉の内容とうってかわって冷静かつ真顔。なんの感情もありません。
せめて目をトロンとさせたり、顔を赤らめさせたりしていれば、別段おかしくも感じさせることはないセリフなんですが…ここまで真顔で言われると…どうも、ねぇ?w
この面白さは、単ににったじゅん先生の顔や表情の描き分けのヘタさゆえなのか。
それともこのシュールな雰囲気をワザと描き出して、エロマンガ独特の狂気を醸し出しているのか…
魑魅魍魎うずまくエロマンガ界の、一つのナゾは深まるばかりです。
なんてイヤミな感想書いていますが、個人的にこの本はけっこう自分の嗜好にハマってましたw
男性受け身のエロは基本的に逆の場合よりも好きですし、描かれる男の子やおちんちんはワリとショタな感じで、ショタも大好きな自分としてはダブルでおいしい。
それに、あまり見かけない「ショタのリアルめなおちんちん」を描写しているのもレアで嬉しいトコロ。
一般的なショタ作品は男の子に「かわいさ」を求めるために、おちんちんもある程度ソフトにデフォルメして描いているものが多いと思います。
しかしこの単行本はあくまで男性受けの正統派なエロマンガなので、男の子たちのおちんちんは皮やシワまで細かく描写されています。
こういった、おもっきりの卑俗さ・淫猥さの漂うショタおちんちんって中々見れないのでは?と思ったり。
正直ネタ半分な気持ちで買いましたが、こういった方面から思わぬ収穫があったりするとは思いませんでしたw